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北京の中心エリアにてネットゼロ・低炭素の初デモンストレーションプロジェクト - 兆泰金融センター

发表时间: 2023-05-30    来源:

最近、科学技術省の国家重点研究開発計画「政府間国際科学技術革新協力」の重点プロジェクト「全生命周期にわたる炭素排出削減に基づく建築物の運用効率と健康性能の向上に関する研究」(2018YFE0106100)の成果応用デモンストレーションプロジェクトの検収会議が兆泰国際センターで開催され、兆泰グループの建設プロジェクト「兆泰金融センター」が科学技術省の国家重点研究開発プロジェクトの応用デモンストレーション基地に選ばれました。
 
「兆泰金融センター」は北京市戦略科学者、北京市建筑設計研究院有限会社総建筑家の吳晨氏、総企画師を設計チームの中心リーダーとし、清華大学建筑学院副院長、長期教授、博士課程指導教師、教育部長江学者特別招聘教授、教育部生態計画とグリーン建筑重点実験室主任の林波栄氏をプロジェクトのカーボンとグリーン建筑専用顧問として雇用しました。
 
今回の会議にて林波栄教授が設計チームの顧問専門家として出席しました。出席会議の審査専門家として、中国都市建設研究院副総工程師の郝軍氏、北京市建築設計研究院総工程師の万水娥氏、北京建築大学教授・博士課程指導教師の高岩氏など、そして兆泰グループの総建築家の章陽氏、工程管理センター副社長の邵晓非し、企画設計部責任者の章桐氏も会議に出席しました。

01プロジェクトの概要
「兆泰金融センター」は北京市戦略科学者、北京市建築設計研究院有限会社の呉晨総建築家、総企画師が主導して設計し、清華大学建築学院の林波栄教授をプロジェクトのカーボンおよびグリーン建築顧問として招聘しました。
 
当該プロジェクトは金融街の中央エリアに位置し、北京市金融街の重点建設プロジェクトとして、国際金融トップレベルのオフィスビルとされています。プロジェクト建設用地面積2.8万㎡、総建築面積119936.8㎡のうち、地上建築面積57970㎡、地下建築面積61966.8㎡。地上には高品質のオフィスビルが6棟あり、建物の高さは24-36メートル、階数は5-8階、標準階の高さは4.2-4.35メートルとされています。地下に3階建ての地下室があり、地下1階と地下2階は商業施設、地下3階は駐車場です。電車19号線のB、C出口は、このプロジェクトと一体化されるように設計され、2025年に運用開始と予定されています。


02低炭素建物グループのデモンストレーションを高度推進
会議では、専門家チームが「兆泰金融センター」のネットゼロ・低炭素に関する技術提案の報告を聴取した結果、計画が斬新、目標が明確、技術的に実現可能、革新的かつ先導的、複製と普及価値のあるゼロエミッション建築プロジェクトであると一致して認められました。
 
国家重点研究開発計画政府間国際科学技術革新協力重点プロジェクトは、国家科学技術省が主導する国家的な科学技術計画であり、政府間の共通性のある経済・社会発展の重大な科学技術の発展に焦点を当て、高レベル・多様式・広分野の科学研究協力を重点的に展開するものであり、中国の科学技術革新の価値の高い重要な手段の一つとされています。チャオタイ金融センタープロジェクトは、エネルギーの低コストと炭素排出の削減方面における優位性を示し、応用デモンストレーション基地の承認を受けました。
 
03科学技術革新が問題を解決、建築科学技術分野で再模索
兆泰金融センタープロジェクトは、ネットゼロ・低炭素を目標とし、減碳、品質向上、エネルギー構造の最適化、業界/地域の協力、低感想高性能建築材料とカーボンオフセットの6つの側面から、B1(兆泰金融センター1号ビル)建築物のゼロ炭素と低炭素技術実施企画を提案し、高性能外周保護構造体系、高性能空調システムを構築し、局部において太陽光発電(貯)直流変換多連機、建築の太陽光発電一体化設計、建築物全電化、スマート双方向充電スタンド、分散型蓄電供給システム、直流照明、光環境自動調整を採用することにより、ニーズに応じた健康的かつ快適な運転に基づく、局部空間の新型環境制御システムと環境モニタリングデータに基づく精密化スマート健康運営維持方式と総合管理プラットフォームなどの低炭素実施技術方案を実現しました。


成立後の兆泰金融センターは、北京の中心エリアにおける初の国内最高等級の3つ星グリーン建築およびネットゼロ・低炭素のモデル建築群となります。柔軟性の高い建築用エネルギーシステムの構築、建築と交通の深い融合及び再生可能エネルギーの100%地元消費により、建築品質と室内健康性能を国際先進水準に達成した上、低コストでB1〜B6(兆泰金融センター1〜6号ビル)のエネルギー設計消費量が「建築エネルギー節約と再生可能エネルギー利用の一般的な規格」(GB55015-2021)に基づいて15%〜25%削減されました。B1〜B6の建築物の炭素排出量は、「建築エネルギー節約と再生可能エネルギー利用の一般的な規格」(GB55015-2021)に基づいて35%以上削減され、B1の建築物はゼロの炭素排出、施設内の低炭素排出目標を達成できます。


炭素排出量削減目標の下、建築業界は既にグリーン・低炭素転換発展の道を入り込んでいます。兆泰グループは、低炭素建築分野の先駆者として、承認された応用デモンストレーション基地をきっかけに、高水準のゼロカーボン施設を目指して、建築技術分野に深く根ざし、研究開発チームを強化し、デジタル技術の革新と設備のアップグレードを基盤に、建築用エネルギー転換技術システムの革新に注力し、ゼロカーボン技術の研究開発により建築物を活発化し、より効率的なソリューションを提供し、建築技術分野の革新と発展を主導しようと取組んでいきます。
 
(グループ企画設計部提供)
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